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ヤル気の源泉

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毎日が同じように感じてしまう。朝起きて、顔を洗って、朝食を食べ、電車に乗り出社して、働いて、帰宅して、ご飯を食べ寝る。本当なら、全く同じ日は有り得ない。いつも同じ人と会っていたとしても、その人が来ている服装や髪型が変わっていることがあるし、そもそも気温や湿度だって毎日同じではない。

慣れがひどくなると、これらの微妙な変化を感じることができなくなってしまう。もちろん、常に変化を感じ続けていれば、時としてそれがストレスになることだってある。学生の頃のクラス替えのような感覚を毎日体験していたら、それはそれで疲れてしまうかもしれない。環境の変化をある程度無視できることは人の持つ強さの一つなのかもしれない。

私が問題にしたいのは、この強さが時として、弱みにもなってしまうこと。慣れすぎることにより、変化を受け入れられない状態。大部分の閉塞感などもここら辺から生まれてくるのだと思う。

このような状態で、毎日楽しく、がんばって生きよう!などという言葉はあまり意味を成さない。変化を受け入れられないのだから、がんばる自分がいても先が見えないからだ。

こういう状態が好ましいという人は除いて、ほとんどの人はこのような状態であることに不満や不安を覚える。誰だって、失意の中で生きていくのなんて面白くないと思っている。

変化は環境を変えれば確実に体感できる。でも、全ての人が今いる環境を変えるのは難しいだろう。なら、変化は自分で生み出していくしかない。それができないから問題なのかもしれない。でも、明日は今日より30分早起きにしようとか、軽いストレッチをしてみようなどという変化は誰にでもできる。これでも大変という場合は、食事の食べる順番を変えてみる(いつもはお米から食べ始めるけど、おかずから食べてみようとか)などでも変化の一つ。

自分の中で意識的に変化を生じさせることで、それが大きな流れになって人生すら変わってしまうことがある。意識的にということがポイント。慣れがひどすぎる状態というのは、自分を自分で評価できなくなっている場合がほとんどのような気がします。

山形 温泉


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